(♪)English illiterate Japanese scarcely(=hardly) or never read aloud English the way they should, while vainly trying to decipher it in silence.
(♪)English illiterate Japanese hardly(=scarcely) ever read aloud English the way they should, while they try to silently decipher it in vain.
「the way they(=the Japanese) should [read English]」は「日本人が英語を当然そのようにして読むべきであるところの作法に従って」の意味。
「try in vain to decipher it」に於ける【in vain】は、「無駄にそれを解読しようと試みる」という”付帯状況”で訳すよりむしろ、「それを解読しようと試みるが、無益である」という”結果”の訳し方をするほうがよい。
単独の【hardly(=scarcely) ~】だと「~という行為の完遂度が100%に至らない」という”程度の低さ”の表現になりますが、”時”の副詞【ever】との組み合わせの【hardly(=scarcely), if ever, ~】 / 【hardly(=scarcely) ever ~】 / 【hardly(=scarcely) or never ~】の場合は、【rarely(=seldom)】を用いた同形表現との境界線がかなり曖昧になります・・・が、両者の間には次のような微妙な違いがあることを認識しておきましょう。
●【rarely / seldom, if ever, ~】は、例えば「英語を音読するのは数週間に一度だけ」のように、「長期的視野で眺めた場合の統計学的な”音読が行なわれる頻度”(の低さ)」を表わす
●【hardly / scarcely, if ever, ~】は、例えば「英語を音読するのは3時間の勉強時間のうちにほんの3分間だけ」のように、「ある特定局面の構成要素としての”音読時間の比率”(の低さ)」を表わす
●【X had hardly(=scarcely) ~ed before(=when) …】 / 【Hardly(=Scarcely) had X ~ed before(=when)】=Xは・・・の時点ではほとんど~してない / まだ~するかしないかのうちにXは・・・する
♪She had hardly(=scarcely) graduated from high school before(=when) she married her first husband.
(♪)Scarcely(=Hardly) had she graduated from high school when(=before) she married her first husband.
文章の出だしが「Hardly(=Scarcely) had ~」で始まると、読み手・聞き手としては「ぁ、<~するかしないかの時点で既にもう・・・している>という例のあのややこしめの熟語だな」という風に瞬時に了解できるので、一見特殊な「倒置構文」で用いる方が、相手への配慮に満ちた表現、ということになるのです。
・・・Teaching is the best way of learning(教えることは最高の学びである)・・・自ら学んだ知識は、他者に役立てることで、ますます磨かれ、揺るぎない英知として皆さんの脳裏に強固な位置付けを占めるようになるものです・・・ダイヤモンドの原石磨きの場として、この「コメント道場」を積極活用してくださいね!
質問があれば、当該文法事項最下部の「コメント」欄に投稿してください。
・・・他の受講者の皆さんにも役立つ質問だと判断された場合のみ(1週間以内に)表示されます。
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公開された質問への解答がわかった人は、自ら回答者となって、積極的に投稿してみましょう!・・・(ヘタに投稿してマチガイだったらどうしよう?)とかの心配は不要です: 誤答や言葉足らずはこちら側でチェックしますし、公開をはばかられる茶々入れや野次の類いは皆さんの目には触れさせません。
・・・Teaching is the best way of learning(教えることは最高の学びである)・・・自ら学んだ知識は、他者に役立てることで、ますます磨かれ、揺るぎない英知として皆さんの脳裏に強固な位置付けを占めるようになるものです・・・ダイヤモンドの原石磨きの場として、この「コメント道場」を積極活用してくださいね!
一般の掲示板では、自分の質問に誰かが何かコメントを付けるたび、それなりのレスポンスを返すのが「作法」ということになっています・・・が、この「コメント道場」では
●回答者が最初に発した疑問点が解決した場合にはシンプルに
♥Got it, guratche!♥・・・発音は「ガリット・グラッツィェ!」意味は「了解(英語)、感謝(イタリア語)」
と返答して「御挨拶」はそれでおしまい、ということにしましょう。
・・・ここは「おともだち」と交信するための仲良し広場ではないので、「白山羊さんと黒山羊さんのお手紙交換」みたいなことを延々繰り返していたのでは質問者・回答者双方にとって時間・労力・忍耐力の空費ですし、それ以外の受講者の皆さんにとっても肝心の「質問」・「回答」の部分が「あいさつのこだま」の陰に隠れてしまったのでは迷惑な話になってしまいます。
・・・というわけで、以下の二点の約束事を定めておきますので、皆さんどうぞ御納得の上で質問・回答ください:
◆回答者は、質問者から自分への直接のお礼のコメントがなくても、悪く思わないこと◆