句読点(punctuation mark)

    
 文意を誤解なく伝えるために文中に配する記号のことを「句読点(punctuation mark)」と呼びます。英語の主だった句読点の用法は、以下の通りです。
 この特集記事内で扱う記号類はどれも英文表記の基本となるものばかりですが、その解説内容は膨大で、理解するにはある程度以上の英文法の知識が必要です。英文法の基礎をきちんと習得し終えてから改めて読み直すことをお勧めします。
《♪♪♪》

 「~ですか?」と尋ねる「疑問文」の末尾には「?」(クエスチョンマーク=疑問符)を付けます。
 普通の文章(平叙文)は「S(主語)―V(述語)」の語順ですが、疑問文はこれを「V(述語)―S(主語)」に引っくりかえします・・・が、末尾に「?」を付けて「上昇口調(rising intonation)↑」で読めば「SV語順の平叙文」でも「疑問文」になります。
Do you speak English?
(♪)=You speak English?(↑)
あなた、英語、話しますか?
《♪♪♪》

 感情の高ぶりを示したい場合に付けるのが「!」(エクスクラメーションマーク:感嘆符)です。
 いわゆる「感嘆文(How ~! / What ~!)」以外でも、強い感情を表わしたい場合には「!」を付けます。
O, Mount Fuji! What a lofty mountain! How beautiful! Wow!!!
おー富士山! なんと気高い山だ! なんて美しいんだ! ワァオ!!!
 上例に含まれる「感嘆文」は「What a lofty mountain!」と「How beautiful!」の2つですが、「名詞」の「Mount Fuji!」も「間投詞」の「Wow!」も、「感嘆符(!)」さえ付ければ「感嘆文相当表現」になります。
《♪♪♪》

 「.」(period)はまた(特にイギリス英語で)「full stop」とも呼ばれます。
(1)文末であることを示す「.」
This is a pen.
これはペンです。
 「疑問文」の末尾は「?(疑問符)」、「感嘆文」の末尾は「!(感嘆符)」で締めるのが基本ですが、「疑問」・「感嘆」の意味がさほど強くない場合や「疑問文」・「感嘆文」の後もなお文章が続く場合は「.(終止符)」で締めることもあります。
Oh, is he already a college student… how time flies, it feels like he was just a small kid yesterday.
おぉ、彼はもう大学生ですか・・・光陰矢のごとし、ほんの昨日までちびっ子だったような気がするのに。
 「it feels like ~」は「~みたいな気がする」の意味の定型句。
 疑問文「is he already a college student」も感嘆文「how time flies」も、一連の文章の流れの中に組み込まれているので、前者には「?」は付かず、後者には「!」が付いていません。
(2)略語であることを示す「.」
 但し、直後に「,(カンマ)」や「.(ピリオド)」が続く場合には「略記のピリオド」は省略されます。
 使用頻度の高い略号、例えば「Mr.:~氏」 ・「Mrs.:~夫人」・「a.m.:午前」・「p.m.:午後」等はしばしば「.」抜きで使われます。
Mr. Brown woke up at 7 a.m, came back home at 7 p.m. and went to bed at 11 p.m.
=Mr Brown woke up at 7 am, came back home at 7 pm and went to bed at 11 pm.
ブラウン氏は午前7時に起床し、午後7時に帰宅し、午後11時に就寝した。
《♪♪♪》

(1)並列語句の区切りを示す「,」
 3つ以上の語句を並べて書く時、最後の語句の直前には”, and”を置いて「次が最終項目ですよ」と示すのが英語の約束事です(・・・”and”の前のカンマはあってもなくてもかまいません)。
The four seasons are Spring, Summer, Autumn, and Winter.
(♪)=The 4(four) seasons are Spring, Summer, Fall and Winter.
四季とは春・夏・秋・冬のこと。
 英語では一般に「1~10までの数字」を「算用数字のみ」で表記することはせず、上例の1つめの英文のように「アルファベット表記:four」とするか、上例の2つめの英文のように「算用数字(アルファベット表記):4(four)」の併記の形を取ります。
(2)等位節の区切りを示す「,」
 複数の節(=「主語―述語」構造の意味のまとまり)が対等の重みで文章内に並立する場合、これらを「等位節」と呼びます。
 「等位節」は「接続詞(and:そして / but:しかし 等)」で結び、その直前には「,」を置くのが基本です。
 「等位節」(文章の中に居並ぶ「小型文章」が意味上対等の重みで並ぶもの)をつなぐ「and」や「but」の前には「,」を置いても、「単語と単語をつなぐandやbut」(例:bread and butter:パンとバター)の前には「,」は置きません。
 「等位節」の区切りに「,」を入れない人も(アメリカには特に大勢)います・・・また、「接続詞」が省略されてカンマだけが残る場合もあります。
I love cats, but she loves dogs.
=I love cats but she loves dogs.
(♪)=I love cats, she loves dogs.
私は猫が好きだけど、彼女は犬が好き。
(3)副詞成文の区切りを示す「,」
 文章の主意から外れる「副詞」の働きをする「節(主語―述語構造を備える)」や「句(主語―述語構造を備えない)」が、文頭に置かれるか、主文の途中に挿入される場合、その副詞成文の前後は「,」で区切るのが普通です。
When the night comes, some people, strangely, get more energetic.
奇妙なことに、夜が来ると昼間よりもっと元気になる人々がいる。
 「主節の後」に「副詞節」が続く場合には「,」の区切りは(普通)入れません。
(♪)Some people, strangely, get more energetic when the night comes.
 「,」の有無で意味が変わってしまう場合があるので要注意です。
cf: When the night comes, some people strangely get more energetic.
(♪)=Some people strangely get more energetic when the night comes.
一部の人々は夜が来ると奇妙な感じでもっと元気が出る。
(4)引用符の前後に置く「,」
 文中に”直接話法の台詞”を引用する場合、「引用符」の前後に(文末以外は)「,」を置きます。
On the new year’s day, some will think, “I’ll start this,” and others will swear, “I’ll stop that.”
元旦には、「これを始めるぞ」と思う人もいれば、「あれはやめよう」と誓う人もいる。
(5)特定語句の前後に置く「,」
His intention is noble; however, noble intention alone achieves nothing.
彼の意図は高貴なものだ。しかしながら、高貴な意図だけでは何も為し得ない。
 「しかしながら」の意味を表わす逆接の接続詞「however」の直後には必ず「,」を置き、その直前にも(文頭に置かれた場合以外は)必ず「,」あるいは「;(セミコロン)」を置きます。
 直後に「,」ではなく「形容詞」・「副詞」が続く「however ~」は、「たとえいかに~でも」の「譲歩」の意味を表わします。
cf: His intention is noble; however noble, intention alone achieves nothing.
彼の意図は高貴なものだが、たとえいかに高貴だろうと、意図するだけでは何も達成できない。
 上例の「however」のように、「一部の接続詞」・「間投詞」・「呼び掛け」・「独立不定詞」・「分詞構文」・「一部の挿入語句」の前後には必ず「,」を置きます。
“O, Jack, what in the world are you thinking about?” ― “To be honest, between you and me, I’m tired of working here, there being too many restrictions in this company.”
「おお、ジャック、お前一体全体何考えてるんだ?」―「正直言って、これはここだけの話だが、ここで働くのはウンザリなんだ、この会社にはあれこれ制約が多すぎるんだよ」
●「間投詞」:O=おぉ
●「呼び掛け」:Jack=ジャックよ
●「独立不定詞」:To be honest=正直に言うと
●「挿入語句」:between you and me=これはここだけの話だが
●「分詞構文」:there being too many restrictions in this company=この会社には制約が多すぎるから
 同じ「挿入成文」でも”in the world:いったいぜんたい”は「what in the world are you thinking about?」のように「, なしで挿入」します・・・「,の有無」は慣用によって決まるのです。
(6)継続用法の関係詞の直前に置く「,」
He said nothing, which made her nervous.
彼は一言も発しなかった・・・そのことが彼女を不安にさせた。
He said nothing which made her nervous.
彼は彼女を不安にさせるような事は一言も言わなかった。
 上の2つの英文は、関係代名詞「which」の前の「,」の有無で意味がまるで変わっている点に注意しましょう。
●「,付き関係詞」(継続用法)=「said nothing, which ~:一言も言わなかったが、その事で~になった」
●「,なし関係詞」(制限用法)=「said nothing which ~:~になるような事は一言も言わなかった」
(7)同格説明の直前に置く「,」
I love dogs, man’s best friend and servant, and cats, man’s cutest pet and master.
私は犬 ―人間の最良の友にして最高の手下 ― と、猫 ― 人間の最高に可愛いペット兼ご主人さま ― が好き。
 上例の「man’s best friend and servant」は直前の名詞「dogs」の内容を、「man’s cutest pet and master」は直前の名詞「cats」の内容を、それぞれ説明する「同格」となっています。
 「同格表現」には、次のように「,」なしで一体化して用いるものもあります。
cf: I love Felix the cat.
私は「フェリックス・ザ・キャット(=ねこにゃんのフェリックス)」が好き。
(8)共通構文の区切りを示す「,」
Money can, and very often does, enslave people.
「金」は人々を奴隷にする場合がある・・・というか実にしばしば奴隷にしている。
 上例では、次のように2つの助動詞(auxiliary verb)の「can:可能性として~だ」 / 「does:現実に~だ」が後続の本動詞(verb)の「enslave:奴隷化する」に共通してかかっています。
 (S)<Money> (auxV-1)can, (and very often) (auxV-2)does, (V)enslave (O)<people>.
(9)省略があることを示す「,」
To know is one thing, to do is another.
(♪)=To know is one thing; to do, another.
「知る」ということと「行なう」ということは別物だ。
 上の「To know is one thing, to do is another.」は、構造的に同一の「等位節」が2つ並んでいるので、その2つめの「to do is another」からは、共通する「動詞:is」を省略することができます。
 「動詞:is」を省略した後には「,」を残して「省略あり」と示す必要があります・・・が、そうすると「To know is one thing, to do, another.」のように「,」が2つ並んで文意に紛れが生じてしまいます・・・ので、最初は「,」だった「等位節の区切り」を、「;(セミコロン)」に書き換える必要がある点に注意しましょう。
《♪♪♪》

 「;」(セミコロン)は、上が「.」(ピリオド)・下が「,」(カンマ)の図柄が示す通り「.(ピリオド)打って終えるには早すぎる;が,(カンマ)打って流すのはクドすぎる」という場面で使います。
 具体的には、次の3つの場面が「;」(セミコロン)の使いどころです。
(1)等位節の区切りに用いる「;」
Dogs are loyal; cats are whimsical; birds are cheerful; Nature is graceful.
犬は忠実;猫は気まぐれ;鳥は陽気;自然は優美。
 「Nature」が(文頭でもないのに)大文字で始まっているのは、「母なる大自然」の響きを帯びて「擬人化」されているから。
 意味の上で対等な重みを持つ「等位節どうし」のつなぎには「;」を用いますが、意味の上で主―従の関係にある「主節と従節」の間を「;」でブッタ切ることはできません。
(×)Dogs are loyal; because they are social animals living in a pack
(○)Dogs are loyal because they are social animals living in a pack
群れの中で生きる社会的動物なので、犬は忠実だ。
(2)特定語句と共に用いる「;」
 次のような語句は、その直前に「;」を置くのが普通です。
accordingly(従って); also(同時にまた); besides(更にまた); moreover(その上また); nevertheless(にもかかわらず); on the other hand(その一方で); etc.
 次のような語句の前では、「;」が置かれる場合もあれば「,」が置かれる場合もあります。
for(それというのも); for example / for instance(例えば); in fact(実際のところ); namely / viz. / that is / i.e.(すなわち); otherwise(さもなくば); specifically(とりわけ); still(それでもなお); [and] then / [but] then(その場合); [and] so / [and] therefore(それ故に); etc.
 「simply put:単純に言えば」や「all things considered:あれこれ考え合わせると」といった「独立分詞構文」や、「to be direct:遠慮なく言えば」や「to make a long story short:早い話が」といった「独立不定詞」等、その直前に「;」が置かれる表現はかなり多いものです・・・要するに、「直前の記述との間をピリオドで切ってもよいが、話の流れの上ではまだ切りたくない」という場面で「;」が使われる、と思えばよいでしょう。
(3)「,(カンマ)」が使えない場面に用いる「;」
Speaking English is one thing; teaching, another.
英語を「話す」のと「教える」のとではワケが違う。
 上の例文は「省略」含みで、元々の形は以下の通りです。
(♪)Speaking English is one thing, teaching English is another.
 全く同一構造の等位節が2つ並ぶ構造なので、「Speaking English is one thing」 / 「teaching [English is] another」のように、前半部で既出の”English is”の箇所を省略した上で「省略のあることを示す,」を置くことが出来ますが、そのまま単純に「,」を残すだけだと次の形になり、「,が2つ続いてワケがわからなくなる」ので、「最初の,は;に変える」わけです。
(×)Speaking English is one thing, teaching, another.
《♪♪♪》

 「;」(セミコロン)は「前半部と後半部の間を分断する記号」であるのに対し、「:」(colon:コロン)は「前半部の<前口上>を受けて後半部の<真打ち>あるいは<具体的内容説明>を導く記号」です。
 「:」で始まる節の冒頭は、前半部とは別個の「新たな文章」の感覚になるので、しばしば「大文字」で書き始めます(が、前半部との関連性が強い場合は「小文字」で書き始めます)。
(1)より具体的で説明的な記述によって前半部を補完する「:」
 いわゆる「同格記号」として働く「:」です。
Cats are whimsical: There’s no knowing what they like or why they like it.
猫は気まぐれだ。猫が何を好むか、何でそれを好むのか、我々には知りようがない。
 「there is no ~ing」は「there is no [way of] ~ing:~するための方法はない」の略で、「~することは不可能だ(it is impossible to ~)」の意味を表わす定型句。
 上例の後半部の節「There’s no knowing what they like or why they like it:猫たちが好むものもそれを好む理由も、知る由もない」は、前半部の節「Cats are whimsical:猫は気まぐれだ」の内容を具体的に説明する補足的位置付けなので、「;(半ばピリオドで終止符を打つセミコロン)」ではなく「:(前半部に続く後半部を導くコロン)」で両者を結びます。
Ancient people thought [that] things were made up of four elements: earth, water, fire and air.
大昔の人々は、物事は四つの要素から成ると考えていた:土・水・火そして空気である。
 上例では、「four elements:四つの要素」の具体的内容を示す「earth, water, fire and air」の内容列挙部の冒頭に「:」を置いていますが、このような「内容列挙の:」は、「; namely / ; viz. / ; that is [to say] / ; i.e.」や「―」(ダッシュ)で置き換えることもできます。
(♪)Ancient people thought [that] things were made up of four elements ― earth, water, fire and air.
(♪)=Ancient people thought [that] things were made up of four elements; that is [to say](=i.e. / namely / viz.), earth, water, fire and air.
(2)「原因」あるいは「結果」を表わす「従位接続詞」の代わりに用いる「:」
The Beatles stopped touring in 1966: They were too tired of playing in the middle of screaming crowds that made it impossible for the audience, or even the Beatles themselves, to hear what they were playing.
ビートルズは1966年にツアー活動をやめた。そのわけは、演奏している曲が観客に(さらにはビートルズ自身にさえも)聞こえなくなるほどの絶叫を上げる群衆の真っ只中での演奏活動にほとほと嫌気がさしていたからである。
 上例の前半部と後半部を結ぶ「:」は、「理由」を表わす接続詞「, for」(それというのも)の代わりに用いられています。
The Beatles stopped appearing on TV and instead sent out videos to promote their new songs since 1966: they can be said to be the forefather of the MTV in the 1980s.
ザ・ビートルズは1966年以降テレビ出演をやめ、自分達の代わりに新曲PR用のビデオを送り出すようになった・・・ということは、それらのビデオは1980年代のMTVの先駆者とも言えるわけである。
 上例の前半部と後半部を結ぶ「:」は、「結果」を表わす接続詞「, and so」(だから)の代わりに用いられています。
(3)直接話法の台詞を導く「:」
 通例、「直接話法の台詞」は「”」(引用符)で囲みますが、その代わりに「:」(コロン)を冒頭部に置いて後に台詞を続ける場合もあります。
 この場合、台詞を” ”で囲まなくともよいのですが、台詞であることがわからなくなるのを恐れて引用符で囲む場合も多く、また「:」(コロン)の代わりに「;」(セミコロン)や「:―」(コロンダッシュ)が用いられる場合もあります。
The blue sky seemed to be saying: What are you worrying about such trivialities for?
青空がまるでこう言っているようだった・・・「お前、何をそんなつまらぬ事に思い悩んでいるんだ?」
(4)手紙の冒頭や演説の呼び掛けの直後に用いる「:」
Dear Dr Johnson:(拝啓、ジョンソン博士) / Ladies and gentlemen:(紳士淑女の皆様) / My fellow Americans:(親愛なるアメリカ人諸君) / etc.
 商用文や公用文書での呼び掛けには「Dear A:」(拝啓、A殿)のように「:」(コロン)を用いますが、私用や社交的な通信文では「Hi, John,」(やぁジョン)のように「,」(カンマ)を用いたり、「Attention all the members:―」(一同注目)のように「:―」(コロンダッシュ)を使う場合もあります。
(5)時刻表示の「:」
It’s 10:40 pm.
時刻は午後10時40分です。
 イギリス英語では、「10:40」の代わりに「10.40」と書くこともあります。
(6)比率を表わす「:」
The proportion of boys to girls in our club is 4:1.
うちの部の男女比は4対1だ。
 「4:1」の読み方は「four to one」です。
 上例の「4:1」は純粋な「算術的記述」なので「算用数字の4と1」で書いても大丈夫ですが、一般の英文の中では「1~10までの数字」は「算用数字:1,2,3,4,5,6,7,8,9,10」ではなく「アルファベット表記:one, two, three, four, five, six, seven, eight, nine, ten」で表記するのが普通です。
(7)対照的内容の節どうしを結ぶ「:」
Silence is golden: eloquence is silvern.
沈黙は金なり。雄弁は銀なり。
 上例の「:」(コロン)は、「;」(セミコロン)に置き換えても何の問題もなく、最近ではあまりはやらない書き方です・・・いずれにせよ、上例の「:」(あるいは「;」)は、「しかるに一方」の意味を表わす接続詞「while」の意味になります(・・・が、「while」で置き換えるとややクドく感じられてしまいます)。
《♪♪♪》

 英語には2種類の「横棒」の記号があり、短い横棒を「-」(hyphen:ハイフン)、長い横棒を「―」(dash:ダッシュ)と呼びます。
 「-」(ハイフン)が地面を這うような低い位置にある「 _ 」は「underscore:アンダースコア」と呼ばれます・・・コンピュータ処理では多用される記号ですが、日常的な英文の中ではほとんど出番がありません。
 キーボード上から直接入力できる「-」(ハイフン)とは異なり、「―」(ダッシュ)は(ソフトウェア的に)辞書の奥底から呼び出さなければ表記できません・・・ので、古来、「-」1つだけなら「ハイフン」、「–」と2つ連続させると「ダッシュ」というのが英語圏でのタイプライティング上の約束事になっています。
 「―」(ダッシュ)は次のような場面で用います。
(1)より具体的で説明的な記述によって前半部を補完する「―」
 いわゆる「同格記号」として働く「―」で、「:」(コロン)で代用しても同じことです。
Cats are whimsical ― there’s no knowing what they like or why they like it.
猫は気まぐれだ。猫が何を好むか、何でそれを好むのか、我々には知りようがない。
Ancient people thought [that] things were made up of four elements ― earth, water, fire and air.
大昔の人々は、物事は四つの要素から成ると考えていた:土・水・火そして空気である。
(2)特定語句と共に用いる「―」
 「;」(セミコロン)の代用記号として、以下のような語句を導くのに用いられる「―」です。
accordingly(従って) ― also(同時にまた) ― besides(更にまた) ― for(それというのも) ― for example / for instance(例えば) ― in fact(実際のところ) ― moreover(その上また) ― namely / viz. / that is / i.e.(すなわち) ― nevertheless(にもかかわらず) ― on the other hand(その一方で) ― otherwise(さもなくば) ― specifically(とりわけ) ― still(それでもなお) ― [and] then / [but] then(その場合) ― [and] therefore(それ故に) ― etc.
(3)挿入語句の前後に用いる「―」
No member of the Beatles could read music ― many other musicians can’t read musical scores, either ― still, they made great songs ― a fact which goes to show that musical talent has nothing to do with formal musical education.
ザ・ビートルズのメンバーの誰一人として楽譜は読めなかった(他の多くのミュージシャンもやはり楽譜が読めない)が、それでも彼らは素晴らしい曲を作った。これは「音楽的才能は正規の音楽教育を受けたかどうかとは無関係」ということを示す事実である。
 上例には3つの「―」が使われていますが、最後の3つめのダッシュは「これ即ち」という「同格説明」の用法、それに先立つ2つの「―」は、「挿入語句(many other musicians can’t read musical scores, either)」を挟み込むための記号で、( )(=parentheses)で代用可能です。
 特に、上例では用法の異なる「―」が3つ乱立して見栄えも悪いので、「挿入記号の―」は「(」・「)」で代用して次のように書き換えるのが妥当でしょう。
(♪)No member of the Beatles could read music (many other musicians can’t read musical scores, either ); still, they made great songs ― a fact which goes to show that musical talent has nothing to do with formal musical education.
(4)伏せ字・省略のための「―」
D―n!(Damn:こんちくしょう!) / F―k you!(Fuck you:くたばれこの野郎) / Holy s―t!(Holy shit!:くそったれ!) / in the summer of 196―(196?年の夏に:読み方は、nineteen sixty-blankまたはnineteen sixty-somethingあるいはnineteen sixty-odd) / software giants like M―soft or A―le(MicrosoftやAppleみたいなソフトウェア業界の巨人) / etc.
 「伏せ字」は、下品な間投詞に「ボカシ」を入れる場合や、具体的な数値・名称が不明な場合、あるいは誰もが知っている名称にわざわざ用いて「ほら、例の、アレだよ」と謎掛けする場合などに用います。
(5)「from A to B:AからBまで」の「to:~まで」の記号として用いる「―」
John Lennon(1940―1980)(ジョンレノン:生1940-没1980) / London―Washington via Anchorage(アンカレッジ経由ロンドン―ワシントン間) / cf: p.521―536(521~536ページ参照のこと) / etc.
 長い横棒の「―」(ダッシュ)の他に、短い横棒の「-」(ハイフン:hyphen)や、くねくねした「~」(波線:wavy line)を用いる場合もあります。
(6)改行なしで対話を続ける「―」
Did you stop harassing her? ― What did you say? ― You stopped harassing her? ― No! ― You still keep harassing her? ― No, I mean, I didn’t STOP harassing her, because I NEVER harassed her.
君、彼女へのイヤガラセ、もうやめたかい?―何だって?―彼女へのイヤガラセはやめたのかい?―いいや!―相変わらず彼女にイヤガラセ続けてるのかい?―いいや、だからその、彼女にイヤガラセなんて最初からしてないんだから、イヤガラセをやめるも何もない、ってことさ。
 会話の文章は、台詞の話者が変わるごとに「改行(line feed / line break)」するのが基本的約束事ですが、上のような掛け合い漫才っぽい文章の場合はいちいち改行せずに「―」でつないで(引用符” ”でくくることもなく)一気に畳み掛ける形で書いてしまうことがあります。
(7)文章の途中に意図的休止を置くための「―」
 個性の強いタイプの人がやたらめったら多用する「pause(ポーズ)の―」です・・・が、ヘタな使い方をすると、読み手の失笑・嘲笑・食傷を誘うので、乱用は厳に慎むべきです。
クサい「―」連発の悪い例:He was a musician ― no, more than a musician. Ask anyone who knew him ― “no more than a musician” will be the last word you’ll hear from them. What was he then? He was ― he was ― you fill the blank; well anyway, he was something more than a musician ― an idol, an actor, a hero, an opinion leader, a living legend ― and much more.
彼は音楽家だった―いや、単なる音楽家以上の存在だった。彼を知る人に(誰でもいいから)尋ねてみるがいい―「ただの音楽家、それだけのことさ」なんて台詞は誰の口からもまず出て来ないだろう。では、彼は何者だったのか?彼は―彼は―何とも言いようがないので余白はみなさんのほうで埋めてほしいが、何にせよ彼は「音楽家」を越えた何かだった―アイドル、役者、ヒーロー、オピニオンリーダー、生ける伝説―それらをはるかに越えた何か、それが彼だった。
 「Ask anyone who knew him ― :彼を知る誰にでもいいから質問してみたまえ」の部分に於ける” ― “は、「~(命令文), and …:~してごらん、そうしたら...だから」の”and”に相当。
 ”no more than ~”は「単に~にすぎない(just ~)」の意味の熟語・・・「no more than a musician:単なる音楽家にすぎない」は、直前部の「no, more than a musician:いや、音楽家以上だ」とわざと「,ひとつで意味が大違い」の表現にしてアソんでる。
 「”no more than a musician” will be the last word you’ll hear from them」は、直訳すると「”単なる音楽家に過ぎない”はあなたが彼らから聞く最後の言葉だろう」になるが、「彼らが口にするであろう言葉」を多い順に並べた時に最後の最後に来る言葉、ということは、「およそ彼らの口からはまず聞けない言葉だろう=彼らのほとんど誰一人として”彼は単なる音楽家にすぎない”だなんて言わないだろう」ということになる。
 「you fill the blank」は「あなたは空白を埋める」(平叙文)ではなく、「余白はあなたが埋めなさい」(命令文)の意味を表わす・・・ここでの”you”は「主語」ではなく「呼び掛け挿入」。
《♪♪♪》

 横棒の短いものを「-」(hyphen:ハイフン)と呼びます・・・長い横棒は「―」(dash:ダッシュ)です。
 「-」(ハイフン)の用法は極めて少なく、いずれも「文章レベル」に至らぬ「単語レベル」のものばかりです。
(1)数詞の21(twenty-one)~99(ninety-nine)までの「10の位」と「1の位」の連結記号としての「-」
 twenty-one (21), twenty-two (22), twenty-three (23) … twenty-eight (28), twenty-nine (29)というように、数字の「21~99」の間の「1(one)~9(nine)」は、それに先立つ「10の位」の数値と「-」(ハイフン)で結びます。
(2)分数をアルファベット表記する場合の「分子」と「分母」の連結記号としての「-」
 one-third (1/3), two-thirds (2/3), three-quarters (3/4), seven-eighths (7/8), ninety-nine-hundredths (99/100)というように、分数を(数詞でなく)アルファベット表記する場合、「分子」と「分母」の間は「-」(ハイフン)で結びます。
(3)2つ以上の単語を1語として連結する場合の「-」
 2つ以上の単語を1語として連結する場合は「-」(ハイフン)でつなぎます。
 「名詞」の例
●cure-all(万能薬)
●fail-safe(安全装置)
●man-of-war(軍艦)
●father-in-law(義父)
●son-in-law(娘婿)
●forget-me-nots(ワスレナグサ)
●in-group(仲間内・内輪)
●men-at-arms(兵士たち)
●merry-go-round(メリーゴーランド・回転木馬)
●self-defense(自衛)
etc.
 「形容詞」の例
●badly-off(貧乏な)
●well-to-do(裕福な)
●good-for-nothing(役立たずの)
●ill-advised(愚かな)
●well-advised(賢明な)
etc.
 1語の英単語として英語圏で定着している複合語は、「-」なしで表記します。
classmate(同級生・・・元はclass-mate) / coeducation(男女共学・・・元はco-education) / today(今日・・・元はto-day) / tomorrow(明日・・・元はto-morrow) / etc.
 複合語としての定着途上にある語は、「-」の有無が一定しません。
air[-]mail(航空便) / ball[-]point pen(ボールペン) / co[-]operation(協力) / die[-]hard(なかなか死なない;頑固一徹な) / e[-]mail(電子メール) / mah[-]jong(麻雀) / stand[-]by(予備の) / etc.
 「-」の有無で意味が異なる場合もあります。
pro-verb(代動詞)・proverb(格言) / re-count(投票数を数え直す)・recount(物語を話す・列挙する) / re-create(作り直す)・recreate(英気を養わせる・気晴らしをする) / etc.
(4)音節区切り記号としての「-」
 区切らずに一息に読む音のまとまりを「音節(syllable:シラブル)」と呼び、辞書の発音表記では、英単語を構成する音節と音節の間は「-」(ハイフン)または「・」(dot:ドット)で区切ります(例:syl-la-bleまたはsyl・la・ble)。
 昔の(電子式ではない)機械式タイプライターでは、行末に1つの単語が最後まで収まり切らない場合、音節単位で区切って行末に「-」を入れて、「次の行に続く」の印にしていました・・・が、電子式タイプライターでは文字間の間隔を自動調整してきちんと収まるようにしてくれるので、この作法はもはや過去のものです。
 連続した2つの母音を(二重母音としてではなく)別々に発音することを示すため、(辞書の発音表記以外でも)音節間に「-」を入れて綴る場合もあります。
co-operate(協同する) / co-ordinate(対等の) / pre-eminent(卓越した) / re-entry(再突入) / etc.
《♪♪♪》

 「’」(アポストロフィ)の用法は極めて少なく、いずれも「文章レベル」に至らぬ「単語レベル」のものばかりです。
(1)所有格を示す「’」
 「名詞」(および「不定代名詞」)の所有格は、「’s」の形にします。
ladies’ room(女性用トイレ) / men’s wear(男性用衣料) / somebody’s trouble(誰かさんの災難) / etc.
(2)単語の一部に省略があることを示す「’」
 「単語」の一部に省略がある場合、「’」で示します。
I’ll do it.
(♪)=I will do it.
私がそれをやりましょう。
‘tis no ’60’s rock’n’roll, ‘cause there’s no drivin’ force in it.
(♪)=It is no 1960’s rock and roll, because there is no driving force in it.
思わず身体が動き出すようなドライブ感がないから、これは1960年代のロックンロールじゃないな。
 「単語」ではなく「文章」の一部に省略がある場合は、「,」(カンマ)で示します。
To err is human; to forgive, divine.
(♪)=To err is human, to forgive is divine.
過ち犯すは人の業、それを赦すは神の業。
(3)「アルファベット」・「数字」・「略号」の複数形を示す「’」
 「アルファベット(a, b, c,… x, y, z)」・「数字(1, 2, 3,…8, 9, 0)」・「略号(例:AI, CD, LP, OB)」の複数形には「’s」を付けるのが伝統的な英語の作法です。
 が、現代英語では「’」は付けずに単純に「s」で済ましてしまう場合も増えています。
The letter w is composed of two u’s.
「w(ダブリュー)」の文字は2つの「u(ユー)」から成っている。
 最近の英語の作法では「’s」ではなく「s」だけで複数形にしてしまうことが多い、とはいえ、上例の「u’s(uの複数形)」から「’」を取ってしまえば「us(我々)」に化けてしまうので、「’s」の複数形にするよりほか仕方がありません。
Two 0’s and 7 read “zero zero seven” in America, “double o seven” in England.
2つの「0」と「7」は、アメリカ読みでは「ゼロゼロセブン」、英国読みだと「ダブルオーセブン」となる。
 「read:読む」は「~を読む」という風に「目的語」を取る「他動詞」として使うのが普通ですが、上例の「read」は「自動詞」として用いられており、「~と(いう風に)読む・~と読める」と訳します。
The bulky LP’s were replaced by compact CD’s, and the latter were replaced by substanceless MP3’s.
大きくてがさばるLPレコードはコンパクトなCDディスクに取って代わられ、後者は実体のないMP3に取って代わられた。
 「the latter」は、2つある物事のうちの「後者(上例ではCD’s)」のこと・・・対義語は「the former」で、2つある物事のうちの「前者(上例ではLP’s)」。
《♪♪♪》

 「引用符」の用法は単純明快 ― “文章”または”語句”を「引用」するためにのみ用います。
John Lennon once said, “God is a concept by which we measure our pain.”
ジョン・レノンはかつてこう言った―「神とは我々が自らの苦痛の激しさを測る尺度である」
 ”文章内容”を引用する場合は、上のように「,」(カンマ)で区切ります。引用文が文末にまで及ぶ場合、最後の「.」(ピリオド)(あるいは「?」・「!」)は「”」(引用符)の中に閉じ込みます。
 引用文の中にさらにまた引用文が入れ子構造で含まれる場合、外側の引用文は「” ”(double quotation mark:二重引用符)」で囲み、内側の引用文は「’ ’(single quotation mark)」で囲みます。
She told me, “You said, ‘I’ll buy you a new dress,’ last week,” but I don’t remember.
彼女は私に「あなた、『新しいドレスを買ってあげるよ』って先週言ったわよね」と言うが、私は覚えていない。
 引用符” ”で括られた引用文がその前後の文章と不可分の成文として働く場合、「,」の区切りは入れません。
The Bible asks you to “Love your neighbor as yourself.” I wonder if you can.
聖書はあなたに『あなたの隣人をあなた自身のごとく愛しなさい』と求めています。あなたに、それができるでしょうか?
 上例の「as yourself」は「あなた自身のように」で、この「as」は「like」と同じく「~と同様」の意味を表わす前置詞。
 「I wonder if you can. 」は「I wonder if you can [love your neighbor as yourself]:[あなた自身と同じようにあなたの隣人を愛するということが]あなたに出来るかどうか、私は疑問に思う」からの省略。
 この文脈での「if」は「もし~ならば」ではなく「果たして~か否か」(=whether)の意味を表わす接続詞。
 上の英文に引用されている台詞は『聖書』の「マタイ伝(Matthew)」の一節ですが
(S)The Bible (V)asks (O)you (C)<to (V)”love (O)your neighbor (as yourself)”>.
という「SVOC」(第五文型)の<C:補語>の一部として機能しており、”引用句”の前に「,」を入れるとその連関が断ち切られてしまうので、「,無し」で流します。
 ”単語”を引用符付きで引く場合も、”引用文”の場合と異なり、前後に「,」の区切りを入れる必要はありません。
Such words as “privacy” or “identity” are impossible to translate into Japanese; therefore, they are just pronounced the way they are ― or the way they sound to Japanese ears ― without being transferred into any Chinese characters.
“privacy”とか”identity”とかの単語は日本語には翻訳不可能である。ゆえに、漢字に変換されることもなくただそのままの音で(というか、日本人の耳に聞こえるがままの音で)「プライバシー」とか「アイデンティティ」とか読まれているだけである。
 現代の電算処理(コンピュータ加工)された英文では、「新聞(The New York Times:ザ・ニューヨーク・タイムズ)」・「雑誌(TIME:タイム)」・「作品名(The Time Machine:タイムマシン)」・「乗り物の名(Titanic:タイタニック)」などの「固有名詞」を引用する場合、”The Times”のように引用符付きの体裁を取るのはわずらわしいので、「The Times」のように斜字体(Italics)にする作法のほうが一般的です。
    

コメント (1件)

  1. 之人冗悟
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    ●回答者が最初に発した疑問点が解決した場合にはシンプルに
    ♥Got it, guratche!♥・・・発音は「ガリット・グラッツィェ!」意味は「了解(英語)、感謝(イタリア語)」
    と返答して「御挨拶」はそれでおしまい、ということにしましょう。
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