「時制」に関する文法的解説に入る前に、まず、「英文の書き方」および「英文を構成する各種成分の呼び名」について、簡単に解説しておきましょう。
♪I think, therefore, I am.
(an English translation of the famous phrase of the French philosopher René Descartes:1596-1650)
我思う、故に、我在り。
(フランスの有名な哲学者ルネ・デカルト:1596-1650の言い回しを英訳したもの)
●英文では、単語と単語の間(上例で言えば、I と think の間 / I と am の間)には必ず” ”(space:空白)を置く
日本語では全ての文字を隙間なく連結して書くので、英語との作法の違いに注意しましょう。
●文章の終わりには、” . “(period:終止符)を打つ
これは日本語の「。」(句点:くてん)に当たります。
●文章の途中で意味に一区切り付けたい時(上例で言えば、thereforeの前や後)には” , “(comma:カンマ)を置く
これは日本語の「、」(読点:とうてん)に相当します。
●文章と文章の間には” ”(single space:単一余白)または” ”(double space:二重余白)を置く
但し、文章の一番最後および各段落(paragraph:パラグラフ)の最後に来る文章の後には” ”(space)は置かない。
昔の(電子式ではない機械式の)タイプライターで打つ場合、異なる文章の間には二つ分の” ”(double space:二重余白)を置かないと(文字間隔が狭かったため)読み辛い感じでしたが、現代のワードプロセッサー入力作法としては一つ分だけの” “(single space:単一余白)でも(見栄えのよい形で字間調整が行なわれるので)全く問題ありません。
英文を書き綴る際に使用する様々な記号の更に詳細な使用法については、以下の「句読点(punctuation mark)」の項目に整理しておきます(・・・が、文法・単語に関する高度な知識がないと理解困難な内容も含まれるので、「イエローゾーン=興味ある人だけ開いて読む文法事典」の扱いにしてあります)。
英語初学者のうちは「グリーンゾーン=最初から開いている基礎的文法事項」に示してある情報だけおさえておけば十分・・・「デフォルトで<閉じている>項目」は、習熟度に応じて開いて読みましょう。
・・・他の受講者の皆さんにも役立つ質問だと判断された場合のみ(1週間以内に)表示されます。
・・・Teaching is the best way of learning(教えることは最高の学びである)・・・自ら学んだ知識は、他者に役立てることで、ますます磨かれ、揺るぎない英知として皆さんの脳裏に強固な位置付けを占めるようになるものです・・・ダイヤモンドの原石磨きの場として、この「コメント道場」を積極活用してくださいね!
●回答者が最初に発した疑問点が解決した場合にはシンプルに
♥Got it, guratche!♥・・・発音は「ガリット・グラッツィェ!」意味は「了解(英語)、感謝(イタリア語)」
と返答して「御挨拶」はそれでおしまい、ということにしましょう。
・・・ここは「おともだち」と交信するための仲良し広場ではないので、「白山羊さんと黒山羊さんのお手紙交換」みたいなことを延々繰り返していたのでは質問者・回答者双方にとって時間・労力・忍耐力の空費ですし、それ以外の受講者の皆さんにとっても肝心の「質問」・「回答」の部分が「あいさつのこだま」の陰に隠れてしまったのでは迷惑な話になってしまいます。
・・・というわけで、以下の二点の約束事を定めておきますので、皆さんどうぞ御納得の上で質問・回答ください:
◆回答者は、質問者から自分への直接のお礼のコメントがなくても、悪く思わないこと◆