文(sentence)とは何か?

    
 「文(sentence)」の定義は、簡単なようで実は難しい(文法学者の間でも意見が割れまくる)のですが、極めて大雑把な言い方をすれば
ということになり、 ”I think, therefore, I am.”全体で一つの「文・または文章(sentence)」となります。
 英語の「文」の外形的特徴について概括的に述べると、次の通りです。
●(メモ書きのような特殊なものを除き)英文は一般に「大文字(capital letter)」で始まり「終止符(period=. )」で終わる
 ・・・が、次のように、文末が「終止符( . )」でない形態の文章も存在します。
●何かを質問する「疑問文(interrogative sentence:後述)」の場合は「疑問符(question mark=?)」で終わる
How much?
おいくらですか?
●何かに驚いて発する「感嘆文(exclamatory sentence:後述)」の場合は「感嘆符(exclamation mark=!)」で終わる
How expensive!
なんて高いんだ!
 ただし、「感嘆文」でも、さほど強い調子でない場合は「!」ではなく「.」で締めることがあります。
 英文は全部で5種類に分かれますが、末尾の記号別に区分けすると次のようになります。
●「疑問文(interrogative sentence)」・・・「?(疑問符)」で終わる
●「感嘆文(exclamatory sentence」・・・「!(感嘆符)」で終わる
●「命令文(imperative sentence)」・・・「.(終止符)」で終わるが、相手に強く命じる場合は「!(感嘆符)」で終わる
●「祈願文(optative sentence)」・・・「.(終止符)」で終わるが、切実な願いを表わす場合は「!(感嘆符)」で終わる
●「平叙文(declarative sentence)」・・・上記四種以外の文章の末尾は「.(終止符)」で終わる
●文末が「引用文(quotation)=話者・筆者以外の誰かの発言を引き合いに出したもの」で終わる英文は「引用符(quotation mark=”)」の直前に「終止符( . )」 / 「疑問符(?)」 / 「感嘆符(!)」を閉じ込む
He exclaimed, “How expensive!”
「値段高すぎだよ!」と彼は叫んだ。
 ” ”でくくられた「引用文(セリフ)」の直前には(それが1語で終わる単語や一連の流れの中で用いられる句でない限りは)「,(comma:カンマ)」を置くのが英文の約束事です。
 ” ”の内部空間は一つの独立した「文」なので、その冒頭部は(それが1語で終わる単語や一連の流れの中で用いられる句でない限りは)「大文字」で書き始めます。
    

コメント (1件)

  1. 之人冗悟
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    と返答して「御挨拶」はそれでおしまい、ということにしましょう。
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    ・・・というわけで、以下の二点の約束事を定めておきますので、皆さんどうぞ御納得の上で質問・回答ください:
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