♪I hate utilitarian as opposed to artistic view of things.
私は、物事を(芸術的観点と対比した場合の)実利第一の見方で捉えるのは嫌いです。
(S)I (V)hate (O)<(Adj1){utilitarian} as opposed to (Adj2){artistic} 【view】 of things>.
上の構造図に見る通り、2つの形容詞{utilitarian}と{artistic}が共に名詞【view】にかかる構造なのですが、最初の形容詞{utilitarian:実利第一主義の}が、同じ形で<実利第一主義者>という名詞にもなるので、【{X as opposed to Y}Z】の定型句への”土地勘”が薄い人なら次のような誤訳に陥るかもしれません:
(×)私は、物事を美的に見る見方に対して<実用第一主義者>が嫌いです。
【X if / though Y+Z(名詞)】={YではあるがXの}Z
♪The company is well-known for their highly efficient 【if】 expensive products.
cf: The company is well-known for their highly efficient products, [even] though [they are] expensive.
その会社は高性能な製品で有名だ。まぁ値段は高いんだけどね。
●【few, if any, X】=あるかなきかのX、たとえあったとしてもごく少数のX
=【practically(= virtually) no X】 / 【next to no X】
♪I know few, if any, pop songs these days.
最近の流行歌なんて、私はほとんど知りません。
上例の「if any」は「[even] if [I know] any [pop songs these days]:たとえ私が最近の流行歌をいくらか知っているとしても」の”譲歩”構文からの大幅な省略形。
上の表現は次のように換言可能です。
(♪)I know practically no pop songs these days.
「practically no X」が「ほぼXなし」の意味になるロジックは、「practically ⇒ in practice」の書き換えを施せば理解できるでしょう・・・「in practice:事実上」は「in theory:理論上」の対義語で、「理屈の上では細かい違いがあるかもしれないが、実際の話としては~と同じとみてよい」の意味で捉えれば、「practically no X=理論上はゼロではないにせよ、現実的感覚としてはゼロに等しいX ⇒ ほぼXなし」ということになるわけです。
(♪)I know virtually no pop songs these days.
「virtual:ヴァーチュアル」は、日本語では「仮想現実(virtual reality:ヴァーチュアル・リアリティ)」でお馴染みの形容詞ですが、これは「”現実”とは異なる”作り物”ではあるが、まるで現実のような迫真性あり」ということなので、「virtually no X=ゼロではないにせよ、あたかもゼロであるかのようなX ⇒ ほぼゼロのX」という意味になります。
(♪)I know next to no pop songs these days.
「next to nothing」は直訳すれば「”無”に次ぐ」、現実的な言い方に直せば「ほぼ皆無、無いに等しい」となります。
”数的”な場合は【few】ですが、”量的”な表現の場合は【little】を用います。
●【little, if any, X】 / 【little or no X】=あるかなきかのX、たとえあったとしてもごく少量のX
=【practically(=virtually) no X】 / 【next to no X】
♪I have little, if any, knowledge about programming.
私はプログラミングについてはほとんど何も知りません。
(♪)I have little or no knowledge of programming.
(♪)I have practically no knowledge of programming.
・・・Teaching is the best way of learning(教えることは最高の学びである)・・・自ら学んだ知識は、他者に役立てることで、ますます磨かれ、揺るぎない英知として皆さんの脳裏に強固な位置付けを占めるようになるものです・・・ダイヤモンドの原石磨きの場として、この「コメント道場」を積極活用してくださいね!
質問があれば、当該文法事項最下部の「コメント」欄に投稿してください。
・・・他の受講者の皆さんにも役立つ質問だと判断された場合のみ(1週間以内に)表示されます。
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公開された質問への解答がわかった人は、自ら回答者となって、積極的に投稿してみましょう!・・・(ヘタに投稿してマチガイだったらどうしよう?)とかの心配は不要です: 誤答や言葉足らずはこちら側でチェックしますし、公開をはばかられる茶々入れや野次の類いは皆さんの目には触れさせません。
・・・Teaching is the best way of learning(教えることは最高の学びである)・・・自ら学んだ知識は、他者に役立てることで、ますます磨かれ、揺るぎない英知として皆さんの脳裏に強固な位置付けを占めるようになるものです・・・ダイヤモンドの原石磨きの場として、この「コメント道場」を積極活用してくださいね!
一般の掲示板では、自分の質問に誰かが何かコメントを付けるたび、それなりのレスポンスを返すのが「作法」ということになっています・・・が、この「コメント道場」では
●回答者が最初に発した疑問点が解決した場合にはシンプルに
♥Got it, guratche!♥・・・発音は「ガリット・グラッツィェ!」意味は「了解(英語)、感謝(イタリア語)」
と返答して「御挨拶」はそれでおしまい、ということにしましょう。
・・・ここは「おともだち」と交信するための仲良し広場ではないので、「白山羊さんと黒山羊さんのお手紙交換」みたいなことを延々繰り返していたのでは質問者・回答者双方にとって時間・労力・忍耐力の空費ですし、それ以外の受講者の皆さんにとっても肝心の「質問」・「回答」の部分が「あいさつのこだま」の陰に隠れてしまったのでは迷惑な話になってしまいます。
・・・というわけで、以下の二点の約束事を定めておきますので、皆さんどうぞ御納得の上で質問・回答ください:
◆回答者は、質問者から自分への直接のお礼のコメントがなくても、悪く思わないこと◆