●”and”は「オーラス(最終局面)」を示す等位接続詞なので、「A, B, C, … and Z」のように”and”が出て来た時点で「はい、次で打ち止め(Zで終わり)」と思えばよい
「複数の主語」があるように見えて、実は「単一の主語」である場合もあります。
“X and Y”の場合「主語は複数」
♪Success and fame tend to corrupt one.
成功と名声はとかく人を堕落させるもの。
(S1)<Success> and (S2)<fame> (V)tend to corrupt (O)one.
上の英文の「success and fame:成功と名声」は、等位接続詞(=文法的に対等の資格で複数語句をつなぐ接続詞)の”and”でつながれているので、「主語1(success)+主語2(fame)」の2つの主語があることになります・・・動詞は当然「複数)tend」となり、「(×)単数)tends」にはなりません。
“X or Y”の場合「主語は単一」
♪If you fight to the best of your ability, success or failure does not matter.
力の限り戦えば、成功・失敗は問題外。
(S)<success or failure> (V)does not matter.
上の英文(の主節)の「success or failure」は、2つあるように見えますが、”or:または”は「いずれか1つを選択」するものなので、主語は「success:成功」かまたは「failure:失敗」かの二者択一、即ち「単一主語」となるので、動詞の形態は「単数)does not matter」であって「(×)複数)do not matter」ではありません。
♪Not mankind but a handful of bad men ruin the whole world.
人類ではなく一握りの悪人どもが全世界を台無しにするのである。
(Not mankind) but (S)<a handful of bad men> (V)ruin (O)<the whole world>.
上の英文の主語は「a handful of bad men:一握りの悪人達」であり、複数形なので動詞は「ruin」となり、「(×)ruins」ではありません・・・もし主語が「mankind:人類」なら(全人類まとめて1つの種族なので)動詞は「単数)ruins」となるはずですが、そうはなっていない点に注目しましょう ― 「”not”で打ち消されている語句」は「主語」としてカウントされないわけです。
・・・Teaching is the best way of learning(教えることは最高の学びである)・・・自ら学んだ知識は、他者に役立てることで、ますます磨かれ、揺るぎない英知として皆さんの脳裏に強固な位置付けを占めるようになるものです・・・ダイヤモンドの原石磨きの場として、この「コメント道場」を積極活用してくださいね!
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一般の掲示板では、自分の質問に誰かが何かコメントを付けるたび、それなりのレスポンスを返すのが「作法」ということになっています・・・が、この「コメント道場」では
●回答者が最初に発した疑問点が解決した場合にはシンプルに
♥Got it, guratche!♥・・・発音は「ガリット・グラッツィェ!」意味は「了解(英語)、感謝(イタリア語)」
と返答して「御挨拶」はそれでおしまい、ということにしましょう。
・・・ここは「おともだち」と交信するための仲良し広場ではないので、「白山羊さんと黒山羊さんのお手紙交換」みたいなことを延々繰り返していたのでは質問者・回答者双方にとって時間・労力・忍耐力の空費ですし、それ以外の受講者の皆さんにとっても肝心の「質問」・「回答」の部分が「あいさつのこだま」の陰に隠れてしまったのでは迷惑な話になってしまいます。
・・・というわけで、以下の二点の約束事を定めておきますので、皆さんどうぞ御納得の上で質問・回答ください:
◆回答者は、質問者から自分への直接のお礼のコメントがなくても、悪く思わないこと◆