英文中で、重複する文章成分が省略されて、残る共通成分が複数の語句によって共有されるのが「共通構文(COMMON-RELATION)」です。
重複する文章成分の”省略”という側面から見れば「省略(ELLIPSIS)」のテーマとも共通するテーマということになります。
「共通パートの省略&共有」が起こる場合の外形上の特徴別に、細かく具体例を見てゆくことにしましょう。
「主語(S)」と「動詞(V)」の間の共通構文としては、「主語が複数あるのか1つだけなのかわかりづらい場合(とその判別法)」に要注意です。
(♪)Talent, effort and circumstances are necessary for your success.
成功するには、才能・努力・状況が必要。
(S1)<Talent>, (S2)<effort> and (S3)<circumstances> (V)are (C)necessary (for your success).
上の英文は「複数の主語(S1、S2、S3)」が「単一の動詞(V)」にかかるので、動詞の形態は「複数対応の”are”」であり、「単数対応の”is”」ではありません。
上の英文のように「複数の主語」が「単一の動詞」にかかる場合、「最後の主語」の直前に等位接続詞”and”を置きます ― 逆に言えば、次のような心構えで待てば「複数の主語」への対応は楽勝です:
●”and”は「オーラス(最終局面)」を示す等位接続詞なので、「A, B, C, … and Z」のように”and”が出て来た時点で「はい、次で打ち止め(Zで終わり)」と思えばよい
「複数の主語」があるように見えて、実は「単一の主語」である場合もあります。
“X and Y”の場合「主語は複数」
♪Success and fame tend to corrupt one.
成功と名声はとかく人を堕落させるもの。
(S1)<Success> and (S2)<fame> (V)tend to corrupt (O)one.
上の英文の「success and fame:成功と名声」は、等位接続詞(=文法的に対等の資格で複数語句をつなぐ接続詞)の”and”でつながれているので、「主語1(success)+主語2(fame)」の2つの主語があることになります・・・動詞は当然「複数)tend」となり、「(×)単数)tends」にはなりません。
“X or Y”の場合「主語は単一」
♪If you fight to the best of your ability, success or failure does not matter.
力の限り戦えば、成功・失敗は問題外。
(S)<success or failure> (V)does not matter.
上の英文(の主節)の「success or failure」は、2つあるように見えますが、”or:または”は「いずれか1つを選択」するものなので、主語は「success:成功」かまたは「failure:失敗」かの二者択一、即ち「単一主語」となるので、動詞の形態は「単数)does not matter」であって「(×)複数)do not matter」ではありません。
上に紹介した例以外にも「これって主語?」と迷う場面はあれこれありますが、そういう場合には「語順変更による検算」が有効です:

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♥Got it, guratche!♥・・・発音は「ガリット・グラッツィェ!」意味は「了解(英語)、感謝(イタリア語)」
と返答して「御挨拶」はそれでおしまい、ということにしましょう。
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